コーヒーフィルターケースの作り方 - 手作りキャンプギア

キャンプに持って行きたい、コーヒーフィルターケースの作り方を紹介します。

コーヒーフィルターケースの紹介

今回作るコーヒーフィルターケースは、フィルターと同じ形のポーチタイプです。
ファスナーで開け閉めできるので、家で使うのはもちろん、キャンプやピクニックなどにもぴったりです。

厚手の生地を使ったので、裏地は付けずに作りました。

用意するもの

材料

• 厚手の布（28.5cm × 14.5cm四方） ・・・　1枚
• ファスナー　20cm　ビスロン止 ・・・ 1本
• バイアステープ ・・・ 15cm程度
• お好みのテープ・リボンなど 1.5mm幅 ・・・ 適量

今回使用する布は、コーデュラナイロンの1000デニール、カラーはコヨーテです。

リンク

適度に厚みがあり、小物なら裏地なしでも作れます。

キャンプギアと色の相性がよく、サイトで悪目立ちしないので、キャンプグッズ作りに重宝しています。

リンク

コーヒーフィルターケースの作り方

1. 布を裁断する

布を図の通りに裁断していきます。

四分の一の円を2つ並べ、間と下にそれぞれ1.5cm、1cmの余白を取りました。

円の半径は13.5cmです。
（出来上がり13cm + 縫い代5mm）

薄手の不織布に型を書き込み、切ったものを型紙として使いました。

不織布はまち針で止めやすく、繰り返し使えるので便利です。

2. 縁にジグザグミシンをかける

布の周りをぐるっと一周、ジグザグミシンをかけます。

3. ファスナーと布地を縫い合わせる

ファスナーと布の端同士を中表に合わせ、縫い代5mmで縫っていきます。

仮止めには、ミニクリップがあるとまち針より簡単に取り外しできて作業がスムーズです。

リンク

縫ったところを裏から見ると、写真のような状態です。

ファスナーの反対側も同じようにして縫います。

布の輪になっている方（繋がっている方）と、ファスナーの端とを縫い合わせます。

布の端から5mmくらいのところを、ファイスナーの金具の端に合わせるようにして、図の赤い点線部分を縫います。

ちょっと難しいのですが、布から縫い目が外れないように注意してください。

裏から見るとこのようになっています。
縫い始めと縫い終わりは、少し余白をあけています。

布地を表に返すと、だいぶ形になってきました。

4. 表面をステッチする

表に返した状態で、ファスナーと布地の縫い目を開きます。

折り目から2〜3mm程度のところをステッチします。

表に出る部分なので、曲がらないよう、丁寧に縫っていきましょう。

布の開いている方（繋がっていない方）は、1cmくらい開けておきます。

5. 布の端同士を縫い合わせる

再び布を裏に返したら、布の端と端を合わせ、縫い代1cmで縫い合わせます。

6. 縫いしろをバイアステープで包む

手順5の縫いしろをバイアステープで包み、縫い付けていきます。

バイアステープの折り目を開き、裏面を上に向けた状態で、布の端にぴったりと合わせてクリップで固定します。

このとき、バイアステープの端は少し余らせておき、裏側に折りたたみます。

この状態でテープの折り目の上（端から1cm弱）を縫います。

縫えたら、縫い代を包むように、テープを反対側に折りたたんで端を縫います。

本当ならもう少し端を縫った方が綺麗なのですが、内側なので問題ないです。

7. マチを作る

6の手順で縫い合わせたところが中心に来るように、布を折ります。
角からだいたい1cmくらいのところを、縫い目に対して垂直に縫います。

縫い終わりの裏側はこのような状態です。

布地を表に返すと、1.5cmくらいのマチができました。

8. テープとファスナーを縫い付ける

布地を裏に返し、ファスナーと布地の隙間に、二つ折りにしたテープを挟みます。

この状態で、布地・ファスナー・テープを縫い合わせます。

ちょっと縫いにくいのですが、縫い目が落ちないように気をつけて縫ってください。

表に返し、形を整えたら完成です！

 

テープがついているので、フックなどに引っ掛けることができます。
インテリアにもよく馴染みます！

さいごに

ポーチタイプのコーヒーフィルターケースの作り方を紹介しました。

自分で作った道具は、買ったものより断然愛着が湧きます。

余った布で他のギアケースも作れば、サイトに統一感をもたせることもできます！
今後もいろいろな手作りキャンプギアを紹介していきたいと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。