思い出をおしゃれに切り取る キャンプ写真の撮り方・コツ
キャンプに行くと、自慢のキャンプギア・美味しい料理など、つい写真に残したくなりますよね。
せっかく撮るのだから、思わず後で見返したくなるような写真を撮ってみませんか?
この記事では、キャンプ写真をよりおしゃれに・かっこよく撮るコツを紹介します。
『テント』を撮るコツ
低い目線から撮ってみる
『テントを張って写真を撮ってみたけど、カッコよく撮れない・・・』というときは、カメラを下げて低い位置から撮ってみましょう。
まず、こちらは、テントを高い位置(普通に立った目線)から撮った写真です。
高い位置から撮った写真
撮影地:SUMIKA CAMP FIELD
決して悪い写真ではないですが、少しインパクトに欠ける印象です。
そこで、カメラの位置を下げて、テントを見上げるようにして撮ってみました。
低い位置から撮った写真
撮影地:SUMIKA CAMP FIELD
下から撮ることで、テントの高さや大きさが感じられ、より印象的な写真になりました。
逆光で印象的な写真に
また、低い位置から撮った方は、撮影する位置を変えて、テントの後ろ側から光が射す状態(=『逆光』)にしています。
記念写真を撮るときなどは避けたい『逆光』ですが、被写体のシルエットがはっきり出るので、テントをカッコよく撮るのに最適です。
『料理』を撮るコツ
背景に景色を写り込ませる
料理を撮るときは、背景に景色を写り込ませると、キャンプの雰囲気が伝わりやすい写真になります。
こちらは、キャンプで食べたイチゴサンドを普通に撮った写真です。
普通に撮った写真
撮影地:勝浦チロリン村オートキャンプ場
そのままでも美味しそうですが、説明がないと、キャンプで撮った写真だとはわからないと思います。
家の中で撮ったと言われても、納得できそうですよね。
今度は少しアングルを変えて、キャンプ場の芝が写り込むようにして撮影しました。
背景に景色を入れて撮った写真
撮影地:勝浦チロリン村オートキャンプ場
芝が写ることで、先ほどよりも、自然の中でキャンプを楽しんでいる雰囲気が伝わる写真になりました。
また、芝の緑と、イチゴの赤とのコントラストが加わることで、主役のイチゴサンドを引き立たせてくれています。
こちらの写真は、焚き火を背景に撮った、カマンベールチーズのアヒージョです。
撮影地:月川荘キャンプ場
焚き火が写っていることで、火の温もりや、料理が出来上がるまでのワクワク感など、思い出・そのときの感情などが蘇ってきます。
朝のコーヒーも、富士山と朝日をバックに写すことで、グッと印象的な写真になりました。
撮影地:ふもとっぱら
お皿の並べ方を工夫する
キャンプでの食事は、テーブルの上がごちゃつきがちですが、お皿の並べ方を一工夫して写真を撮りましょう。
写真の角と角を結んだ、対角線上にお皿を配置すると、バランスよく撮ることができます。
対角線上にお皿を並べる
こちらの写真では、すき焼きの鍋と、卵の入った取り皿を対角線上に配置しました。
『く』の字にお皿を並べる
ひらがなの『く』の形にお皿を並べると、可愛らしい印象の写真になります。
こちらの写真では、スープのお皿2つと、ホットサンドメーカーを逆『く』の字に並べてみました。
『景色』を撮るコツ
キャンプの写真と言ったら、テントや料理に目がいきがちですが、キャンプ場の豊かな自然も立派な被写体になります。
ぜひ一度、自分のサイトを離れて、散歩してみてください。
こちらは、キャンプ場入り口の湖を撮った写真です。
夕暮れ時の湖に湖畔の景色が反射して、とっても雰囲気のある写真が撮れました。
この景色は、ずっと自分のサイトにいたら見れていなかったかもしれません。
撮影地:HYTTER
こちらは、テントから炊事場に向かう途中で撮った写真です。
このキャンプでは、林間サイトを利用していたので、自分のサイトでは木々の間からしか星が見えませんでした。
木の少ないところでみると、星空とテントが綺麗だったのでつい写真を撮りました。
『炊事場に行くとき、星が綺麗だったなあ』という感情も、写真に残しておくと、より記憶に残りやすいですね。
さいごに
キャンプでの写真の撮り方とコツを紹介しました。
私自身、カメラのテクニックはまだまだ勉強中ですが、よく褒めてもらえる写真の特徴を記事にまとめてみました。
少しでも、キャンプでの写真がうまく撮れなくて悩んでいる方のヒントになれば嬉しいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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