初心者でもできた!簡単な調味料ラックの作り方
「木材でモノを作る」という作業は、思い返せば中学校の技術の授業が最後だったような。。。
そんな私ですが、キッチンに無造作に置かれた調味料を収納するのに、調味料ラックがあれば便利なのでは?と思い、自分で作ってみました。
材料や手順、かかった金額なども含めて紹介します!
完成品の紹介
今回作った調味料ラックの完成品はこちらです。
収納したいものや置き場所のスペースに合わせて設計した結果、このようなサイズになりました。
【外寸】
- 幅:40cm
- 高さ:36cm
- 奥行き:14cm
【内寸】
- 幅:36cm
- 下段高さ:18cm
- 上段高さ:12cm
調味料ラックの設計図
ざっくりですが、今回作ったラックの設計図です。
私の場合、こんなことを考えながら高さ・奥行きなどを設計しました。(すごく個人的な内容ですが)
- 今使っている砂糖入れ(奥行き12cm)がはみ出さない奥行きがほしい
- 幅(外寸)は40cm
- 真ん中の板の位置は高めにしたい
必要な材料・道具
材料
- 木材 SPF 1×6 6F
- ワトコオイル ミディアムウォルナット 200ml
- スリムビス 3.3×40
材料はすべてホームセンターで購入しました。
木材は、加工しやすくて安価なSPF材を選びました。なるべく反りや割れなどがないものを選ぶようにしましょう。
ビスは取り付けるものの厚さ + 20mm以上の長さが良いそうです。使用したSPF材の厚さが19mmなので、40mmのビスを選びました。
道具など
- 木工用サンドペーパー #120、#240
- 耐水サンドペーパー #400
- 刷毛(あれば)
- ウエス(古いTシャツを切ったものでOK)
- ポリエチレン手袋
- 木工用ボンド
- プラスドライバー
道具類はほとんど家にあったもので済みました。なければホームセンターで買ってもそんなに高くはならないですし、気軽に100均でも買えます。
調味料ラックの作り方
1. 木材をカットする
SPF材を360mm × 5枚にカットします。
といってもうちには大した道具がないので、ホームセンターのカットサービスを利用しました。
カット希望の寸法を紙に記入して、店員さんに渡すと早ければ数分程度で切ってもらえます。
1カットあたり40円程度で綺麗に切ってもらえるのでおすすめです。
2. 下穴を開ける
側面の板2枚に、ビスの木割れを防ぐための下穴を開けます。穴は板を貫通してしまってOKです。
こちらもホームセンターの工作コーナーにあるドリルをお借りしました。私の近所のホームセンターでは、無料で使わせてもらえました。
木材や打ち込む位置によっては開けなくても大丈夫な場合もあるようですが、せっかく買った木材が割れてしまったら悲しいので。。
穴を開ける際は、どの板をどこに使いたいか(綺麗な木目の板は側面に使いたい!など)、ある程度考えてから開けると良いと思います。
3. 塗装
加工した木材を持ち帰って、ここからは家で作業します。
ワトコオイルでの塗装は組み立て後でもできるようなのですが、やりやすそうなので先に塗装することに。
塗り方はこちらの記事をご覧ください。
塗装の際は、以下の点に注意してください!
- ポリエチレン手袋を使う(ゴム手袋だとオイルの成分で溶けてしまうらしいので)
- 使い終わったウエスは水に浸して捨てる(放置すると自然発火の恐れがある)
公式サイトでは「乾燥するまで24時間以上必要」となってますが、環境によって乾燥時間は変わるので、時間に余裕を持って乾かすことをオススメします。
4. 組み立て
塗装が乾いたら、設計図通りに組み立ててボンドで仮止めしておきましょう。
ボンドが乾いたら、ドライバーで下穴にビスを打ち込みます。
・・・これで完成!
実際にものを置いてみる
【beore】調味料ラック導入前のキッチン
ちなみに、作る前はこんな感じで調味料を置いていました。
・・・すごく悪くはないけど、ごちゃごちゃしてますね。
【after】調味料ラック導入後のキッチン!
説明するまでもなく、一気にスッキリしました!笑
真ん中の板を高めにつけたことで、2段目がティファールよりも上にくるので、2段目の調味料もサッと取り出せるようになりました。
これは料理のモチベーションも上がります!
かかった費用は?
- 木材 SPF 1×6:¥855
- ワトコオイル ミディアムウォルナット 200ml:¥1273
- スリムビス 3.3×40 80本入り:¥209
- 木材カットサービス:¥220(1カット¥44 × 5)
道具は家にあるものを使ったので、材料費とカットサービスのみで合計:¥2557 でした!
さいごに
簡単な調味料ラックの作り方を紹介しました。
ホームセンターのサービスをうまく活用することで、道具をあれこれ揃えなくても簡単に作ることができました。
かかった金額を計算して、正直イメージしてたより高かったな、、とも思いました。
ただ、残ったオイルやビスは今後も使えるので初期投資も含めてこの値段、ということにしておきます!
あとは奥行きが欲しかったのでSPFは1×6材(140mm)を選びましたが、奥行きが必要なければ1×4材(89mm)を使うことでもっと費用を抑えることができると思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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